共産党の法律相談は貧困な弁護士の救済が目的
共産党は、弁護士費用を出せないとか出すのが困難な人たちに、無料で法律相談をしている。
これが酷い内容であると言っている人がいたりして、結構、評判が悪い。
もともと役所でも弁護士による簡単な法律相談を無料でやっている。これと共産党の法律相談も同じである。
ところが、それを共産党の法律相談だからと幻想を抱いている人がいるから、期待外れということで評判が悪いのだ。役所の法律相談は、役所の広報で「借金やDVなどの相談」と謳うが、これと共産党の法律相談も同じである。なのに、人権派の弁護士が相談に乗ってくれるかもしれないと期待してしまう人がいる。
もともと共産党の法律相談は、有権者の人気をとるため生活相談の延長で法律相談もしているから、貧困な市民にサービスということである。
それと同時に、貧困な市民にサービスする程度の法律相談が精一杯のヘボ弁護士に対する福祉でもある。だから大きな問題を相談しても対応できない。それなら専門外だと言えばいいのに、それは恥ずかしくないのに、見栄をはる弁護士が多いからデタラメを言ったりする。刑事案件など権力の横暴を相談しようものなら、気にしなければいいとか無茶苦茶なことを弁護士ともあろう者が言う。
こうして共産党は評判を落とすことがある。
もちろん幻想からの期待をする市民も目を覚ましたほうがいいし、共産党も評判を落とさないよう注意が必要だが、いちばんの原因は弁護士のヘボさである。まさか、いくらヘボでもここまでかと普通の人には信じられないが、弁護士界を少しでも知る者にとっては、優秀な弁護士が少ないどころか、無能な弁護士が圧倒的なのは常識である。