シン人権派ブログ

日本弁護士連合会および各弁護士会の健全化と法曹界の綱紀粛正を求める活動を旨としています。

内藤裕子弁護士はネズミが怖いドラえもん

警察から政治的な迫害を受けた雑誌関係者が、地元の共産党議員に頼んで同党と提携する法律事務所の弁護士に相談したところ、その弁護士が腰抜けだったという話。


あまり詳しく説明すると、その相談した人の個人が識別できてしまうので省略して簡単に言うが、要するに原発を批判している雑誌の発行元と仕事をしていた人が、警察から別件で家宅捜索を受け、捜査の内容とは無関係なパソコンのデーターを押収されたということだ。そして捜査の結果は何も判明しなかったとして直ぐに打ち切りという。これでは、捜査は口実で、雑誌の関係者とやりとりした個人情報を権力が強奪したようなものではないか。


ところが、この相談を受けた弁護士は、共産党の議員を通じてのことだから生活相談くらいに思っていたようで、刑事案件と知ってビビッてしまったらしい。おどおどした情けない態度だった。
それでも「私は刑事に詳しくないので自信がない。したがって責任をもって相談はできないから、ほかの弁護士に相談して欲しい」と言えば済むこと。恥ずかしいことではない。見栄を張ってオールマイティのふりをする弁護士は少なくないが、そんなことするより率直に自分の専門外だと言ったほうが誠実だ。


しかも、その弁護士は、貧乏人の相談という前提でいたものだから、その延長で「パソコンそのものではないから良いではないか」と言い出した。相談者に対して失礼である。
それにしても、国家権力の濫用と窃盗の区別ができない弁護士というのは情けない。
また、その弁護士は、警察の危ない手口という問題に対しオドオド・ビクビクしていたそうだ。
その地域の共産党が委託しているのが、先に話題の武蔵野法律事務所であり、そこの内藤裕子という弁護士だから、あの人では仕方ないだろう。
なぜなら、あの人は「嫌、私は権力が怖い。私を巻き込まないで」という臆病者であるから。


だいたい、人権を守るため権力と闘う責務があることを忘れているとか逃げているとかの弁護士が多すぎる。
そして金にしか関心がなく、権力を怖がって及び腰。そんな人が少なくない。ネズミを退治しようとしてネコを飼ったけれど、ネズミを捕らずキャットフードばかりを食べたがるデブのネコがいるし、ドラえもんみたいにネズミを怖がるネコもいる。それと同じだ。


ただ、ドラえもん弁護士に相談の依頼をしては共産党が評判を悪くする。相談の内容を少し考えてから、相応しい弁護士に頼むべきである。