シン人権派ブログ

日本弁護士連合会および各弁護士会の健全化と法曹界の綱紀粛正を求める活動を旨としています。

国選弁護人に騙されて似非人権擁護運動に利用された人

性犯罪の犯人とされ刑務所に入れられた運転手Yさんが、出所後に真犯人が捕まり自供したので潔白と判明し国から賠償金が出た事件があった。


Yさんは、国選弁護士に騙されたのだ。知らぬ間に勝手に犯行を認めたことにされてしまっていたのだった。その弁護士は被告人の親族に、被害者へ慰謝料を払えば情状酌量されると言って金を払わせていた。それを被告人に隠し、犯行を自認したことを前提に裁判に臨んだ。


これが問題になると、その弁護士が所属する弁護士会は、金を出して私選弁護士を雇わなかったのに文句を言うなと開き直った。それも自己責任というわけだ、弁護士会に言わせると。


そして性犯罪の前科者となり偏見を受け、複数の運転手免許を持ちながら職が無い彼は自殺未遂までした。リストカットの傷跡が痛々しかった。


その後、名誉回復され社会復帰したが、捜査の不当性を問い国賠訴訟を起こしたら、職場に対し警察が嫌がらせをした。


すると「人権派」「左翼」の人たちが「支援」すると寄ってきたが、「反権力」を叫ぶネタに利用されただけだった。とくに酷かったのが「国賠ネットワーク」という団体で、ここは赤軍派で爆弾事件の被告だった井上清志が中心。


この井上清志はハイジャックで北朝鮮に逃亡した赤軍派の仲間を支援している。北朝鮮が何で女性なんかを拉致したのか不可解だったが、それはハイジャック事件を起こした赤軍派の連中のせいだった。外国人であるうえただの政治犯・亡命者ではなく過激派・凶悪犯罪者だから、朝鮮の女性たちからドン退きされていた。それで日本人の女性を無理矢理つれて来ようとした。だから日本の警察も逮捕状を取っていた。もしも帰国したら逮捕できるように。この仲間のハイジャック犯たちが精神的苦痛を受けたので賠償金を払えという盗人猛々しい訴訟を日本の裁判所に起こした非常識な連中である。


この似非反権力に騙され利用されたYさんは、反権力のポーズだけでカンパなどしない連中のため、裁判のため弁護士費用その他で出費がかさみ、無実なのに刑務所に入ったことにより国から受けとっていた賠償金を使い果たしてしまった。そのうえ心身ともにボロボロになって働くこともできなくなり、生活保護を受けて病気療養している。


これについて弁護士に文句を言っても無駄だ。不当逮捕されたが無罪となった経験を持つ人が、そのため同じ目に遭った人たちの相談に乗っていて判ったそうだ。「弁護士は自分が逮捕されたことがないので身をもって知らない」と。


しかし、知らないだけなら仕方ないが、権力の魔の手から助けるべき人を騙して権力に奉仕する弁護士は許せない。なのに、権力を批判するふりでマスターベーションしている連中の似非人権擁護運動団体が闊歩しているのもまた現実であり、インターネットでホームページを見てウッカリ近寄ってはいけない。