シン人権派ブログ

日本弁護士連合会および各弁護士会の健全化と法曹界の綱紀粛正を求める活動を旨としています。

貝阿彌誠の成果か同じカンペを使った裁判官たち

テレビドラマで、同じ誤字からカンニングがバレた話があった。
音楽の女性教師が笑って「古典主義」の「典」が「店」になっている答案が同じクラスに複数あったと言うなど御粗末なカンニングペーパーだった。ここから発覚した。
これと同じ水準の裁判官たちがいたとSNSで話題になっている。


各地の裁判所で判決文に同じ誤記があったという報道である。
趣旨は同じだが別々に起こされた訴訟でのこと。全く同じ判決文のうえ、誤変換らしい誤記まで同じだった。つまりコピペだったのではないかという疑惑である。


その訴訟とは、要するに「国の政策や行政の内容が、合法的に決められてはいても違憲の状態になっている」という趣旨だった。これに対して「政治的に決められていることに対して憲法違反であると文句を言っても駄目」という判決である。


こういうのは本来、よほど高度な問題について政治的に判断された場合に言うことだ。
ところが現実には、そんな程度の高い話であることは先ず無くて、裁判官が職務放棄して逃げただけという程度のこと。


実際この訴訟にしても、生活保護費の減額について、憲法で規定された最低限度の生活という水準を下回る結果になっているという訴えでなのだから、それが現実の生活とか物価とか具体的に見てどうなのかという程度のこと。そんな判断もできないわけない。


もともと「裁判官の独立」は絵に描いた餅であった。
上司の介入とか口出しとか酷い実態である。それで最低の悪徳判事だった貝阿彌誠が有名である。このことは色々な司法ブログで扱われている。このブログでも取り上げた。
そしたら遂に「お手々つないで」ということだったのだ。貝阿彌誠が頑張った成果の一つだろう。