シン人権派ブログ

日本弁護士連合会および各弁護士会の健全化と法曹界の綱紀粛正を求める活動を旨としています。

弁護士は勉強嫌い

弁護士の多くは勉強嫌いである。
弁護士に比べたら、医師など勉強好きである。いい加減なことをして人命に危険をもたらす医師は少なくないが、それは間違った発想をしているからだ。そして間違った発想によって更に間違った知識を身につける悪循環である。だから危ない医師は多い。しかし勉強嫌いとは違う。むしろ勉強好きである。方向が間違っているから危ないのだ。


ところが危ない医師と弁護士は違う。
ここで勘違いしてはならないことがある。どんな専門職でも「専門バカ」と言われるように専門のことばかりで世事に疎いとか一般教養が乏しいとかいうことはあるが、弁護士は専門の法律を知らないことが多すぎる。そのうえ専門バカの傾向も加わるから始末が悪い。


これは、弁護士は試験を通ればあとは勉強しないからだ。
医師が大学を出て免許を取って開業してからも、暇さえあれば専門書を読んでいる人が多い。真面目な医師ほど勉強熱心である。不真面目で不勉強な医師もいるという問題があるけれど、これはあくまで問題のある医師もいるということだ。医師が一般的に不真面目で不勉強ということではない。
ところが弁護士は一般的に不真面目で不勉強である。そうでない人が希少価値なのだ。


この、弁護士が一般的に不真面目で不勉強である実態は、裁判官や警察官が証明している。
ひどい裁判官が多いことは他の専門職と同じだが、法律の専門家なので法律のことは普通に知っている。また、悪徳な警官はいても、法律の専門家ではないが普段の仕事から関係することが多い法律については知っている。
なのに、同じ水準のことを弁護士は知らない人が多い。特にマニアックな分野ではないのに、普段から勉強していないからだ。素人を相手に知ったかぶりしていれば商売になると思っているからだろう。


それで弁護士はぶっつけ本番で六法全書を引く
そもそも法学部で六法全書の解説みたいな授業をするのは、にわかに六法全書を引いても厳密には解らないからだ。それなのに弁護士は、もう試験に受かって資格がある自分だから大丈夫だと勘違いし、普段から法律関係の本を読もうとはしない。ここが医師とは違うところだ。そしてぶっつけ本番で六法全書に当たるから間違う。弁護士に言われても、他の弁護士に確認のためセカンドオピニオンを求めるべきなのは、こういう構造があるからだ。