シン人権派ブログ

日本弁護士連合会および各弁護士会の健全化と法曹界の綱紀粛正を求める活動を旨としています。

共産党の法律相談は貧困な弁護士の救済が目的

共産党は、弁護士費用を出せないとか出すのが困難な人たちに、無料で法律相談をしている。
これが酷い内容であると言っている人がいたりして、結構、評判が悪い。


もともと役所でも弁護士による簡単な法律相談を無料でやっている。これと共産党の法律相談も同じである。
ところが、それを共産党の法律相談だからと幻想を抱いている人がいるから、期待外れということで評判が悪いのだ。役所の法律相談は、役所の広報で「借金やDVなどの相談」と謳うが、これと共産党の法律相談も同じである。なのに、人権派の弁護士が相談に乗ってくれるかもしれないと期待してしまう人がいる。


もともと共産党の法律相談は、有権者の人気をとるため生活相談の延長で法律相談もしているから、貧困な市民にサービスということである。
それと同時に、貧困な市民にサービスする程度の法律相談が精一杯のヘボ弁護士に対する福祉でもある。だから大きな問題を相談しても対応できない。それなら専門外だと言えばいいのに、それは恥ずかしくないのに、見栄をはる弁護士が多いからデタラメを言ったりする。刑事案件など権力の横暴を相談しようものなら、気にしなければいいとか無茶苦茶なことを弁護士ともあろう者が言う。


こうして共産党は評判を落とすことがある。
もちろん幻想からの期待をする市民も目を覚ましたほうがいいし、共産党も評判を落とさないよう注意が必要だが、いちばんの原因は弁護士のヘボさである。まさか、いくらヘボでもここまでかと普通の人には信じられないが、弁護士界を少しでも知る者にとっては、優秀な弁護士が少ないどころか、無能な弁護士が圧倒的なのは常識である。

私はファシストだと言う内藤裕子弁護士

いつも共産党の法律相談を請負っている武蔵野法律事務所は、どうせ無料法律相談だから貧乏人が相手だと思って失礼な対応をする。
だから、そこの内藤裕子弁護士は「どうせ負けるから自己満足の本人訴訟をすればいいでしょう。どうせあなたは貧乏人だから」と言って相談者を怒らせたことがある。


その録音に啞然とさせられた。
よく「品質向上のため録音させてもらいます」と音声ガイダンスが流れるが、それと同じで法律相談も忘れないように録音して後で聞くから、弁護士が間違いを言ったり暴言を吐いたりが記録されることは、よくある。


そして「これは深刻な人権問題であって、金の問題ではない。裁判費用も弁護士費用も、そのくらい出せる。バカにしないで欲しい」と言われると、内藤裕子弁護士は困ってしまったようだ。
そして「幾らお金を積まれても私は引き受けない」と言い出した。それなら、最初から「専門外」とでも言えばいい。失礼なことを言っておいて、この態度はないだろう。


さらに「では、法的見地から無理ということか。それなら具体的に説明して欲しい」と言うと、そんな説明はできず、ひどい人権侵害について色々と具体的に説明されても総て「そういうことを権力が個人に対してやっても私は悪いと思わない」と言ってのけた。違法性を法廷で問うことが困難ということではない。法律の見地から具体的に権力による人権侵害を指摘されても、違法でも権力が人権侵害して良いと言う意味になる。


つまり内藤裕子弁護士は「私はファシストだ」と言ったのも同然である。
どう考えても、法的知識が足りないだけみたいだが、それを認めたくないらしい。無知な弁護士と思われるくらいならファシストだと言うことにした方がマシだと思っているのだろう。
ただ、こういう弁護士は珍しくない。


ちなみに、その事件には警察が関与しているので公権力による人権侵害であると抗議したところ、これに対して警察は、そう考えるなら上部組織に監査をするよう訴えることができるからと、具体的な組織構造を説明してくれたそうだ。
そのような対応を警察でさえしているのに、相談された弁護士が解らない。解らないだけなら専門外なので詳しくないと言えばいいのに、デタラメを言うのは職業倫理的に問題である。

内藤裕子弁護士はネズミが怖いドラえもん

警察から政治的な迫害を受けた雑誌関係者が、地元の共産党議員に頼んで同党と提携する法律事務所の弁護士に相談したところ、その弁護士が腰抜けだったという話。


あまり詳しく説明すると、その相談した人の個人が識別できてしまうので省略して簡単に言うが、要するに原発を批判している雑誌の発行元と仕事をしていた人が、警察から別件で家宅捜索を受け、捜査の内容とは無関係なパソコンのデーターを押収されたということだ。そして捜査の結果は何も判明しなかったとして直ぐに打ち切りという。これでは、捜査は口実で、雑誌の関係者とやりとりした個人情報を権力が強奪したようなものではないか。


ところが、この相談を受けた弁護士は、共産党の議員を通じてのことだから生活相談くらいに思っていたようで、刑事案件と知ってビビッてしまったらしい。おどおどした情けない態度だった。
それでも「私は刑事に詳しくないので自信がない。したがって責任をもって相談はできないから、ほかの弁護士に相談して欲しい」と言えば済むこと。恥ずかしいことではない。見栄を張ってオールマイティのふりをする弁護士は少なくないが、そんなことするより率直に自分の専門外だと言ったほうが誠実だ。


しかも、その弁護士は、貧乏人の相談という前提でいたものだから、その延長で「パソコンそのものではないから良いではないか」と言い出した。相談者に対して失礼である。
それにしても、国家権力の濫用と窃盗の区別ができない弁護士というのは情けない。
また、その弁護士は、警察の危ない手口という問題に対しオドオド・ビクビクしていたそうだ。
その地域の共産党が委託しているのが、先に話題の武蔵野法律事務所であり、そこの内藤裕子という弁護士だから、あの人では仕方ないだろう。
なぜなら、あの人は「嫌、私は権力が怖い。私を巻き込まないで」という臆病者であるから。


だいたい、人権を守るため権力と闘う責務があることを忘れているとか逃げているとかの弁護士が多すぎる。
そして金にしか関心がなく、権力を怖がって及び腰。そんな人が少なくない。ネズミを退治しようとしてネコを飼ったけれど、ネズミを捕らずキャットフードばかりを食べたがるデブのネコがいるし、ドラえもんみたいにネズミを怖がるネコもいる。それと同じだ。


ただ、ドラえもん弁護士に相談の依頼をしては共産党が評判を悪くする。相談の内容を少し考えてから、相応しい弁護士に頼むべきである。