シン人権派ブログ

日本弁護士連合会および各弁護士会の健全化と法曹界の綱紀粛正を求める活動を旨としています。

伊藤詩織氏が上告した問題

「安倍総理ベッタリ」の山口TBS支局長から性的暴行を受けたと訴えた伊藤詩織さん。
彼女の被害は裁判で一審と二審ともに事実であったと認められたが、なんと彼女が性的暴行を受けたのは薬を盛られて意識朦朧となっていたからなどの部分が、なぜか加害者への名誉毀損であるとして50万円の賠償金が認定されたと報じられた。


彼女は自分の経験から語ったのである。また、警察の捜査が政権に媚び売って出世した中村刑事部長に握り潰されたからマスコミに訴えるしかなかったのだ。
ひどい判決もあったもので、彼女は上告したと報じられた。


銀座ファースト法律事務所の田中清弁護士の悪行を思いだした人もいる。
しかし田中清弁護士のほうが酷い。被害者が加害者に名誉毀損というのは同じだが、田中清弁護士が出した証拠は捏造である以外にあり得ないことだったのだ。田中清弁護士は、自分が下手をうって敗訴したものだから、被害者が加害者を名誉毀損したという話を捏造した。
これを嘘だと解かっていて認めたのが東京高裁の矢崎秀一判事である。もともと「きちがい判事の矢崎秀一」と言われていた白髪の老人である。風貌は「シスの暗黒卿」みたいだと言われていたが、まだ生きているのだろうか。荒唐無稽な事実認定と法律の無視と法廷での暴言で有名だった。新聞の記事にもなった。何も審議しないで逆転判決など非常識を連発する判事として。


「ザマアミロ、いい気味だあ、死ねぇ」
 矢崎秀一の法廷で被害者への暴言であった。老人特有の皴枯れ声で、銀座ファースト法律事務所の田中清弁護士に同調した。上告するのに無用な費用を納めさせる補正命令のうえで「許可しない」という低劣な嫌がらせで被害者を迫害した。
これを大勢の証人が出て裁判に訴えようとしたら、いつも権力の味方で荒唐無稽な判決をする秋山寿延判事(あの埼玉県桶川市の跡見学園女子大学生ストーカー殺害事件でも警察の味方をした)は最初の弁論で何も審議せずに「終結」と叫び一方的に退席したので大騒ぎになり、廷吏が警備員を呼び、テレビ局が取材に来たほどだった。


矢崎秀一は、そのご内閣府へ「渡り」をした。
この非常識を銀座ファースト法律事務所の田中清弁護士は「正当なご判断である」と公言した。同類ということだ。

森まさこ法相は田中清弁護士と同じ

あの検察庁法改正に紛れ込ませた如何わしい部分について森法相は「仮定の質問答えられない」と惚けた。


もともと「仮定の質問には答えられない」とは法廷で逃げを打つために言うことであり、議会で言うことではない。


あの銀座ファースト法律事務所の田中清弁護士と同じである。
よく悪辣な弁護士の使う手口として、違法性の認識や悪意の有無を確認するために、もしも事実は違ったと後で判明した場合はどうするのかと質問されたら、どうか。


「仮に、そうだとしても嘘ついたのではなく思い違いなどであり、なぜならば基になっているのはこれで、ちゃんとした根拠があるのだ」


と答えるもの。
そこから
「それは何か」
「本当か」
というように話が進んでいく。


それを誤魔化すため、非現実という意味にすり替える。
そうすることで、答えられないと逃げるのだ。


それを、法廷でさえ空々しいことなのに、議論する場でやらかした森法相ということだ。
弁護士崩れが政治家になると、橋下徹とその一派と同しことである。

貝阿彌誠の成果か同じカンペを使った裁判官たち

テレビドラマで、同じ誤字からカンニングがバレた話があった。
音楽の女性教師が笑って「古典主義」の「典」が「店」になっている答案が同じクラスに複数あったと言うなど御粗末なカンニングペーパーだった。ここから発覚した。
これと同じ水準の裁判官たちがいたとSNSで話題になっている。


各地の裁判所で判決文に同じ誤記があったという報道である。
趣旨は同じだが別々に起こされた訴訟でのこと。全く同じ判決文のうえ、誤変換らしい誤記まで同じだった。つまりコピペだったのではないかという疑惑である。


その訴訟とは、要するに「国の政策や行政の内容が、合法的に決められてはいても違憲の状態になっている」という趣旨だった。これに対して「政治的に決められていることに対して憲法違反であると文句を言っても駄目」という判決である。


こういうのは本来、よほど高度な問題について政治的に判断された場合に言うことだ。
ところが現実には、そんな程度の高い話であることは先ず無くて、裁判官が職務放棄して逃げただけという程度のこと。


実際この訴訟にしても、生活保護費の減額について、憲法で規定された最低限度の生活という水準を下回る結果になっているという訴えでなのだから、それが現実の生活とか物価とか具体的に見てどうなのかという程度のこと。そんな判断もできないわけない。


もともと「裁判官の独立」は絵に描いた餅であった。
上司の介入とか口出しとか酷い実態である。それで最低の悪徳判事だった貝阿彌誠が有名である。このことは色々な司法ブログで扱われている。このブログでも取り上げた。
そしたら遂に「お手々つないで」ということだったのだ。貝阿彌誠が頑張った成果の一つだろう。