シン人権派ブログ

日本弁護士連合会および各弁護士会の健全化と法曹界の綱紀粛正を求める活動を旨としています。

ベーカー&マッケンジー法律事務所の井上朗弁護士に黒歴史

ベーカー&マッケンジー法律事務所の井上朗弁護士は、例の銀座ファースト法律事務所に勤務していた当時、上司である田中清弁護士の意を受けて違法行為をしていた。それも笑いものになる愚かな。
この悪辣さ滑稽さについては雑誌の記事にもなっていた。


田中清弁護士は、医療裁判で被告となった病院の代理人となった。
その訴訟の途中で、証人の医師に事前の打ち合わせを申し入れた田中清弁護士は、そのさい失礼な言動をして医師を怒らせてしまった。この事実に関しては、当の医師が文書にしている。病院の代理人をしていた弁護士の先生は大嫌いだが、証言は医学的見地から客観的に述べたというもので、その「大嫌い」とは何故かというと「失礼な人」だから。


その医師の証言は、原告の患者の訴えを裏付けるものであり、これが大きく影響して被告病院の弁解が排斥される判決となった。田中清弁護士の側は敗訴。
その医師は、医学的に客観的な証言をしたと言う。その前に田中清弁護士は、自分が代理人をする病院に有利な証言をさせようとしていた。これも褒められた行為ではないが、しかし失敗してしまった。その医師は、証言は中立的にするべきなので片側と事前に打ち合わせなんてアンフェアな真似は断ると言っていた。法廷の証人席でも言っていたことであり、調書にも載っていた。
このことは田中清弁護士の視点からすると、どう感じるか。証人を怒らせてしまい、これでは裁判が不利になってしまう。そう焦ることは容易に想像できる。


そこで井上朗弁護士は、上司である田中清弁護士の意を受けて、原告の患者を警察に不当逮捕させるよう妨害工作したのだ。
原告が医療被害を訴え加害した病院と医師を告発することは「ストーカー」であるから逮捕せよという告訴状を警察に提出したのだった。そのさい、かつて女性が思いを寄せる男性につきまとい逮捕されたことを先例として挙げ、これと同じだと主張した。


凄く壮絶なデタラメである。ストーカー規制法は「恋愛その他の好意の感情」「それが充足されない不満の感情」により付きまといをする行為を構成要件としている。
これを後で指摘された井上朗弁護士と田中清弁護士は「ストーカー的」という意味だったと下手な弁解をした。もしも、そんな意味だったら、「的」でしかなく構成要件に該当しないのに逮捕せよと警察に訴えたということで、もっと酷いデタラメである。


この告訴は不処置となったらしい。
当たり前である。告訴状がデタラメすぎる。田中清弁護士は京都大学法学部卒の元高裁判事で、井上朗弁護士は中央大学法学部卒の法学博士と自称している。それで、この御粗末。そうでなくても弁護士にあるまじき、それ以前に人間性を疑われる、極めて凶悪な行為だが、そうした悪いことをするにしても偏差値が低すぎる。
それで井上朗弁護士は「法学博士ではなくアホウ学バカ士」だと他の弁護士に呆れられていたし、国立大理科学部卒の人たちは「しょせんは私大文系」と笑っていた。


これが井上朗弁護士の黒歴史である。